昇り龍の掛け軸を目黒不動尊(瀧泉寺)に奉納させていただきました。
我が家のすぐ後ろに位置する目黒不動尊。
その名を瀧泉寺といい、龍という字のかわりに、敢えて瀧という字を使っているのは、独鈷の滝があり、水が滝のように湧き出ているというところから、つけられたそうです。
この湧き水は龍御神水と言われ、その横のお堂には青龍大権現をお祀りしてあり、
そして、向かいの弁財天、大黒天、恵比寿様の祭られている池には白龍がお祀りされているといいます。
龍神様、水の神様がいらっしゃる、龍ととても縁の強いこのお寺。
まずはこちらにぜひ奉納をさせていただきたかったのです。
2カ月前くらいに偶然につながらせていただいたご住職にその旨をお伝えしました。
ご住職から
「SNSで私の龍を一目見たときからお寺に納まる龍だと思っていた」
というありがたくももったいないお言葉を頂戴しました。
フィンランド行きも迫っていて、帰国後かなと思っていたのですが、どうしてもフィンラド行きの前に奉納させていただきたく、
先日、1日で無心で奉納絵を描かせていただきました。
さらに掛け軸を作るところまでとなるといつも時間がかかります。
それが、これもまた奇跡的に、ちょうど掛け軸1本分のパーツなどが揃っていて、すぐに作ることができました。
そして、今日、早朝に護摩炊きで奉納祈祷をしていただき、無事に奉納を終えたのです。
まるで、縫うようにピッタリとはまるスケジュールに、龍のご縁、奇跡を感じずにはいられません。
護摩炊きをしていただいている最中、感謝の念しか出てきませんでした。
瞑想のように、護摩炊きの炎が大きくなって上がっていくのを見ていました。
不動明王の前に奉納としておいてある掛け軸の金龍と炎が重なって、まるで炎が龍のように動いて上がっていくかのようでした。
終わった後、ご住職が同じことをおっしゃったのに、さらに驚き、感動しました。
大変ありがたい機会をいただきました。
龍のご縁に感謝いたします。