
第20回東京都美術館ZEN展で、準秀作賞を受賞いたしました。
今回の東京都美術館、前代未聞の700名以上の作家の方々が出展されたとのことです。
受賞作品は200~300名以上の来館者の方々の投票があった作品だそうで、そんなにも多くの方々が私の作品に足を止め、投票をくださったこと、心より感謝申し上げます。
支えてくださったすべての皆様に感謝いたします。
ありがとうございます!

第20回東京都美術館ZEN展で、準秀作賞を受賞いたしました。
今回の東京都美術館、前代未聞の700名以上の作家の方々が出展されたとのことです。
受賞作品は200~300名以上の来館者の方々の投票があった作品だそうで、そんなにも多くの方々が私の作品に足を止め、投票をくださったこと、心より感謝申し上げます。
支えてくださったすべての皆様に感謝いたします。
ありがとうございます!






















龍神とドラゴンは違う?!
以前、龍をよく知らなかった頃は、龍もドラゴンも一緒でしょ?と思っていました。
ですが、龍に魅せられて描くようになり、龍がとても身近なものとなってきました。
海外でよく耳にするドラゴン。
日本では龍。
しかし龍を英語にすればドラゴンじゃない??
じゃあ一緒なのかなと思えば、実は全然別物で。
日本など東洋の龍は龍神様と言われる神様。
それに対して、西洋のドラゴンは一般的に悪役。
見た目も日本の龍神と、西洋のドラゴンでは違います。
ドラゴンは翼を持ち、トカゲのような顔なのに対し、日本など東洋での龍は蛇に近いとされています。
共通していることといえば、両方とも架空の爬虫類っぽい生き物だということ。
私個人的には、日本の龍の方が見た目かっこよくて好き、なんて思ってしまいます。
日本での龍は龍神という名の通り、神社やお寺などでよく見かけることが多いと思います。
神社やお寺の手水舎では、龍が口から水を出しています。

龍神は昔から日本では雨を降らす神と伝えられてきていて、龍が雨雲をつくりだし渦巻く雨雲のなかから天へと昇っていく姿などの絵は、よく掛け軸などにも描かれてます。
そして、龍神が持つ玉、如意宝珠と呼ばれるもので、願いをかなえてくれる神聖な魔法の玉と言われています。
とてもありがたい、幸運を呼ぶ象徴なのですね、龍神は。
だからこそ、古くから掛け軸などに描かれて床の間に飾られてきていたのです。
それにしても、幸運を呼び、雨を降らせて豊にしてくれる神様がどうしてあんな怖い顔をしているのか。。。
あんな怖い顔をしている龍神を床の間に飾っておいたら、小さい子供は夜怖くて見ることができないんじゃないか??
などと、余計な心配をしてしまいます。
ですが、実は怖い顔をしているのは、邪気を追い払うためで。
同じように掛け軸でよく見かける虎、こちらを睨みつける鋭い目で家の中の邪気を追い払うとされています。
というわけで、掛け軸の絵を描くのが好きな私は、龍神も気が付けば少しずつ増えてきているのです。。。
先日、たまたま行った美術展で、とても素敵なありがたい龍神の掛け軸に出会いました。
龍神の説明をしてくださった作者の方はまるでお寺の僧侶のように穏やかで、とても勉強になりました。
「お水の神様である龍神様。水なくしては人間は生きていけない。ということは龍神なくして私たち人間は生きていけないのです」
とてもありがたい言葉をいただき。。。
まだまだ描き始めたばかりで未熟な私ですが、これからも龍神を描き続け精進していきたいと改めて思わせていただけたのでした。






ZEN展相模大野が11月17日から11月21日まで開催されました。
初出展させていただき、無事に終わりましたことをご報告させていただきます。
多くの方にご来場いただきました!
ありがとうございました!
2022年4月12日~4月17日開催の銀座大黒屋ギャラリー展にも出展させていただく予定です。





日本の伝統的な絵画、水墨画。
水墨画は海外ではZEN Paintingと呼ばれることもあります。
墨絵は墨で描いた絵。
そして水墨画とは墨絵の一種で、黒から淡い灰色までのグラデーションが加わります。
水墨画に必要な主な材料は墨と呼ばれるもので、墨は煤、膠、香料から作られます。

硯に垂らした少しの水を墨ですることで、濃い黒い色が出来上がります。

この出来上がった黒いインクにさらに水を混ぜ、その混ぜる水の量によって黒のグラデーションを創り出すことができます。


日本では、水墨画は単に黒の絵だけでなく、墨をメインに使って少しの色を混ぜたものも水墨画と呼びます。
墨絵は奈良時代(710-794)にはすでに日本に存在しました。
そして、水墨画は鎌倉時代(1185 – 1333)に日本へ伝わり、室町時代(1336 – 1573)には禅寺と深く結びつき、人気となったそうです。
14世紀ころまでは水墨画の題材は主に、人物画や花鳥画と呼ばれるものでした。
15世紀にはいり、山水画が人気となります。
山水画の題材は、滝、岩、木、川、山などの自然です。
私自身では日本の自然や象徴を水墨画に描いています。
桜、竹、松、富士山、鶴、鯉などを主に描き、時には虎や龍なども加えます。
龍は日本では龍神と呼ばれる神であり、縁起が良いとされ、掛け軸にもよく登場するものです。
虎もその鋭い瞳で邪悪を取り払うという意味で家を守るとされ、縁起物として掛け軸の題材とされます。
このように日本の自然だけでなく、縁起物の象徴も水墨画にとりいれ、日本の美をユニークな水墨画のグラデーションで表現することができるのです。










日本の掛け軸 - 縁起物
掛け軸は日本画や書道などを展示するためのもので、古くから親しまれてきました。
日本の伝統的な家屋には和室があり、和室には床の間があり、そこには必ずと言っていいほど掛け軸が飾られてきました。
掛け軸の題材となる絵は様々なものがあります。
特に縁起物とされる絵は非常に好まれてきました。
”山水画” - 山や川、滝、岩といった自然を題材にしたもの。
それらの一つ一つには禅における重要な意味があり、これらを描いた山水画は禅の理想世界とされて、私たちに安らぎを与えてくれるものです。
”季節の花や木” - 四季のある日本では、家の外だけでなく屋内でもその季節感を楽しむべく、季節に応じた花や木を題材にした絵が季節ごとに飾られます。
特に厄除けの意味のある花や木が好まれます。
”虎” - 一番強い動物とされる虎。虎は不運や厄を払いのけ、幸運をもたらすものとして古くから信じられています。その鋭いにらみを利かせた目は、こちらを向いていることが多く、こちら側にある厄を睨みつけていると言われます。
”龍”(”龍神”) - 日本では龍は龍神と言われ、神様です。立身出世の紙として信じられ、また龍が空へ舞い上がる様は開運をもたらすものとされています。
”富士山” - 富士山は誰もが知る日本で一番高い山で日本の象徴です。古くから霊峰と敬われ、神が宿る山と信じられてきました。特に朝日に赤く染まる赤い富士山には強い開運パワーがあるとされています。
そのほかにも松竹梅や鳥など、さまざまな題材が掛け軸に使われています。
そのどれもが意味のあるもので、掛け軸を家に飾ることで、そこに住む人の厄除けとなり幸運をもたらすとされ、また掛け軸は人や家を守ってくれているのです。





